抹茶とは

NeoImage-logo_mark.jpg茶とは

 

抹茶は、10世紀と考えられている。文献記録は宋時代に集中しており有名ですが、これら高級な団茶を茶碾で粉末にしたものを用いており、団茶から抹茶が発生した経緯をよく表している。この抹茶を入れた碗に湯瓶から湯を注ぎ、茶筅で練るのが宋時代の点茶法であり、京都の茶会はこの遺風を伝えている。その飲み方などが日本に広まったという説が有名である

 

NeoImage-logo_mark.jpg 抹茶の製法

 

原料となる碾茶に用いる茶は葭簀と藁を用いて直射日光を遮り「簀下十日、藁下十日」被覆栽培する。これにより茶葉は薄くなり、うまみやコクが増す。収穫は1年に一度。若葉をていねいに手で摘む。手摘みした茶葉はその日のうちに蒸した後、揉捻を行わずに乾燥させる。もまないところが煎茶や玉露との大きな相違点である。

この碾茶を刻み、葉柄、葉脈などを取り除いて真の葉の部分だけにし、粉末にする。45℃前後の一定温度で乾燥させ、茶葉に変化の少ない石臼(茶臼)で挽く。この工程は11月までに行う。12月以降の冬場は味が変わってしまうからである。

抹茶の原料茶葉を微粉末(抹茶)にする加工方法として、代表的な加工法としてボールミル(Ballmill)と石臼(Stonemill)の二種類あります。


 NeoImage-logo_mark.jpg成分と効能


茶には眠気の除去や利尿作用などさまざまな効能があるが、特に抹茶は茶葉を粉にして飲むため、葉に含まれる栄養素をそのまま摂取することができる。抹茶に含まれる主な成分はカフェイン・タンニン・ビタミン・ミネラル・アミノ酸(テアニン)・たんぱく質・セルロース・サポニン・カテキン/ポリフェノール類等です。


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